Hi there,
日本は9月下旬夜は秋らしく過ごしやすいです。今年は9月に台風が次々発生していて、私が渡英した2018年を思い出されるな・・・と思います。(関空や新千歳が台風で閉鎖しました。)
さて、日本で食べる肉と言えば、牛、鶏、豚が基本ですね。静岡へきて、西日本では肉=牛なんでしょと言われることが多いですが確かに我が家では肉と言えば牛肉でした。それはさておきイギリス生活中は日本で食べない食べ合わせに驚きましたのでご紹介します。
鴨肉には○○○ソース
DUCKはイギリスで人気のようです。ところがそのソースは意外や意外。
なんとミントソースと食べるのが主流だそうです。こってりした脂身にさっぱりとしたミントソースが合うそうです。ミントソースは右の瓶なのですが、真っ黒でちょっと海苔佃煮のような見た目です。味はしっかりミント味なのですが、鴨肉との相性は良いと思いました。しかし、歯磨き粉ペースト味感もあるので、日本人はあんまり好まない味だとホストマザーが教えてくれました。
豚肉には○○○ソース
上の写真の左の瓶ですが、アップルソースです。こちらは豚肉と一緒に頂きます。豚肉料理にはリンゴを使うのが一般的です。
こちらは「ポークチャップ」です。日本ですとポークチャップと言えばトマトソースかと思います。
イギリスではポークチャップはマッシュルームをくたくたに炊いたソースといただくそうで、クリームが入っているのでホワイトソースのような感じです。これはこれで美味しいのですが、ホストマザーに「ポークチャップにしましょう」と夕食を作るように言われたときに想定と全く違ったので衝撃的でした。
雉肉には栗があう
狩猟もあるためかGAME(ゲーム)とジビエのことを呼びます。ホストマザーとのクリスマスは雉肉ディナーとなりました。chestnuts(チェストナッツ)=栗とハーブのブーケを作って
定番ローストチキン
ローストチキンは一番定番の肉料理かと思います。ホストマザーの一番得意な料理で、B&Bのお客様にもよく出していました。この日は、お肉を解体した後の骨で作ったスープストックを使ったソースのようです。日本で丸鶏を調理するのは大変ですが、イギリスではビニール袋に入って味のついてオーブンに入れるだけの加工済みチキンが安く売られています。独身男性の友達ですら利用するらしく、「一度作るとサンドウィッチにしたりスープにしたり数日間しばらく食べれて便利」と言っていました。さらに、「ローストチキンを解体するのは男性の仕事で小さいころから習っていたので簡単だよ」とのこと。
フランス生活の長かったホストマザーによると、イギリスのチキンよりフランスのチキンのほうが安価で質が良い。ふっくらしているのよと教えてもらって、一度フランス帰りに買ってきてくれましたがたしかにイギリスで食べるチキンと比べてみると別物!!!!!で驚きました。
ターキーにはクランベリーソース
カナダにいたときのサンクスギビングデーという感謝祭(アメリカでは毎年11月の第4木曜日、カナダでは毎年10月の第2月曜日)にはターキーまたはチキンを頂きます。ターキーは特大なので焼くのに時間がかかるだけでなく、オーブンにおさまるか問題があります。ステイ先ではパーティー用にターキーを焼いていました。肉から出た油をスポイトで吸って、肉が乾燥しないように都度かけなければいけないそうです。そして、その肉の油を煮詰めて作る「グレイビーソース」と「クランベリーソース」で頂きます。日本人にとってはお肉とクランベリーソースで食べるというのに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、私はおいしく食べれました。
さて、いかがでしたでしょうか。
イギリスには「サンデーロースト」といって日曜日にはオーブンに入れれば完成するロースト料理を頂きましょうというものがあります。パブでも日曜日にはサンデーローストを提供しているところも多く、イギリスへ行って「サンデーローストが食べたい」とリクエストすると「いいね!」と言ってもらえます。イギリスといえば食事で不安に思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、サンデーローストをぜひ試してみてください♪