Hi there,
紅茶よりコーヒーの香りが大好きなLoveです。
イギリスで、
「スコーンが好きなの」というと必ず聞かれる
「クリームを先に乗せる?ジャムを先に乗せる?」
というお決まりの質問です。

イギリスでのティータイムというのは社会的意味あいが強く、極めて伝統的です。
家族と、友人と、一杯の紅茶を飲みながら、くつろいだ形式ばらない雰囲気のなかでゆったりと会話を楽しむ、そういった時間を与えてくれます。
イギリスでは、通常、PM3~6時のあいだを「ティータイム」と呼ぶそうです。(特に4時ごろ)
さて、このスコンの食べ方ですが、(正式にはスコンと呼ぶようです)
- 食べるときは、水平にナイフを入れ、スコンを上下二つに割る。
- イチゴジャムをスプーンでのせ、その上にクロテッドクリームを重ねる。

ということで、ジャムをぬってからクリームを塗ることが推奨されているんですね。
温かいスコンに直接クロテッドクリームをのせてしまうと、その熱で溶けてしまい、風味が損なわれるからだそうです。スコンがすっかり冷めていれば
、クリームを先にのせるらしいです。
確かに、クロテッドクリームはすぐに溶けます。

日本でもクリームティーをいただける施設がいくつかあるようです。
イギリスはなかなか遠いですが、
日本でもイギリス式ティータイムを楽しみたいところです♪

※クロテッドクリームとは
イギリスの南西部で2000年以上も前から作られている伝統的なクリームのこと。そのおいしさは、ジャージー種の牛乳だけと使うことと、さまざまな種類の野生のハーブや草に富んだ豊かな牧草地の恵みからきているそうです。
ジャージー牛乳を遠心分離機で分離してとれたクリームをさらに煮詰めてできる凝固クリーム。冷蔵で10日ほどしかもたないようです。11ℓの牛乳からほんの1ℓしかとれない貴重なクリーム。しかも、その10ℓの脂肪分が抜かれたミルクは処分されるそうです。。。
そして、アメリカでは作られていないものらしい。(法律で???)
さらにアメリカ人にはクリームティーという概念がないらしく「どのくらい紅茶にクリームを入れるの?入っているの?」という質問になるらしいです。
そして、イギリスのスコーンはアメリカのビスケット。イギリスのビスケットはアメリカのクッキー。
少しずつ呼び方も違うのです。