Hi there,食物アレルギーを心配して離乳食を始めなかったり、心配しすぎてその食材を試したことがなかったりと心配しすぎによる弊害が問題視されています。アレルギーは心配ですが、何がアレルギーかということがしっかりわかっていれば代替食品を考え対策をとることができます。
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正しい知識をもって、必要な時期に必要な栄養を摂りたいです
食物アレルギーとは、特定の食物を食べた後にアレルギー反応を起こして皮膚や呼吸器、消化器、全身に出てくる症状のことを言います。
赤ちゃんや幼児の頃がいつも多く、大人になると緩解する傾向にあります。
幼少期の頃のアレルギー主要原因食物
①鶏卵
②牛乳
③小麦
食物アレルギーによるアナフィラキシーが起こると、蕁麻疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、ぜーぜー、息苦しさなどの呼吸器症状が複数同時にかつ急激に起こると言われています。
アレルギーの原因に多い食材は、消費者庁により食品表示が定められています。
特定原材料7品目 表示義務
- 鶏卵
- 乳
- 小麦
- そば
- 落花生
- えび
- かに
特定原材料に準ずるもの 推奨21品目
- アーモンド
- あわび
- いか
- いくら
- オレンジ
- カシューナッツ
- キウイ
- 牛肉
- くるみ
- ごま
- 鮭
- さば
- 大豆
- 鶏肉
- バナナ
- 豚肉
- まつたけ
- 桃
- やまいも
- りんご
- ゼラチン
食品アレルギーが分かっているものは間違えて食べることのないように気を付けます。
食物アレルギーを考えた離乳食の進め方
- 離乳食の開始を自己判断で早めたり遅らせない。
- アレルギーの可能性がある食材は「体調の良い平日の日中に少量を試すこと」
- 皮膚症状のあるお子さんは十分の肌ケアと口唇ケアをする
- お米から開始し、徐々に野菜や白身魚、豆腐などをすすめていく。
- 鶏卵はよく加熱してある黄身を少量から試す。
- 除去食が必要な場合は、代替え食をすることで必要な栄養素を補う。
- 授乳中のお母さん自信の食事除去は基本的には不要です。
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食物アレルギーに関しては、慎重になりますがなりすぎてアレルギーでないものまで排除しないようにしたいものです。
参考;食物アレルギー診療ガイドライン2021