赤ちゃんのおすわりについて

Hi there,

最近1歳未満の赤ちゃんにお会いする機会が多いのですが、そこで気になったのが『おすわりの時の姿勢』です。

足がピンと伸びて座っているお子さんは前からお見かけしていましたが、最近お見かけするようになったのは正座をしている7〜9ヶ月ごろの赤ちゃんたち。その姿はとても愛くるしいのですが、M字座りのような割座やお姉さん座りのように片方はお尻の下に足があり、もう片方は前にピンと伸ばしています。その子たちは、離乳食が進まないというお悩みがあったり、ずり這いをしない、お座りが安定しないなどそれぞれのお悩みがありました。

お伺いすると、食事の時に足がついていない椅子に座っているお子さんが圧倒的に多い印象です。足の裏がぺったりつく調整できる足板のある椅子をお勧めしていますが、机にかぱっとはめる座面はハンモックタイプの足がぶらぶらするタイプや、バ⚫️ボの方が多いです。普段座らせると、頭から後ろにバタンと倒れやすく危ないんですとおっしゃる保護者もおられます。

NHSのLearning to sitという記事より見てみたいと思います。

座れるようになることで、赤ちゃんはより自立し、周囲の世界を見る新たな方法を得られます。赤ちゃんが座る練習をする際は、床やカーペットなど固い場所を選んでください。ベッドやクッションの上に座らせないでください。

それぞれの赤ちゃんは唯一無二であり、それぞれのペースで成長していきます。

Supported sitting

支え座りは、あなたや他の人が赤ちゃんを座った姿勢で支えることです。赤ちゃんが自分で座れるようになる前に、直立姿勢を学ぶのに役立ちます。

赤ちゃんが座ることを学ぶには、膝の上に座らせ、背中を向けた状態で両手をあなたの膝の上に置かせます。

支え座りの姿勢で、赤ちゃんに前方に手を伸ばすよう促すと効果的です。これにより座った状態でのバランス感覚が発達しやすく、自立した座り方につながります。

支え座りの姿勢で行うことができる活動:

  • 膝の上に赤ちゃんを座らせ、膝や脚を赤ちゃんの脚の間に挟んで「ホースィーホースィー」を歌いましょう
  • 膝の上に赤ちゃんを座らせ、まるで漕いでいるかのように前後に揺らしながら「ボートを漕ごう」を歌いましょう

Unsupported or independent sitting

赤ちゃんが座る準備ができている兆候が見られたら、自立して座る練習を始めましょう。準備が整った赤ちゃんは、短時間であれば自立して座れるようになります。バランス感覚と自信がつくにつれ、座っていられる時間も長くなります。

支えなしで座る練習中は必ず見守ってください。まだ一人にしておくには早すぎるかもしれません。バランス感覚が発達途中であり、転倒して怪我をする恐れがあります。

座った状態でのバランス感覚向上に役立つ、赤ちゃんと一緒にできる活動:

  • 赤ちゃんの手の届く場所にぬいぐるみを置いて、手を伸ばして遊ぶよう促しましょう
  • おもちゃを赤ちゃんから少し離れた場所に置き、手を伸ばして届くようにしましょう
  • 赤ちゃんに向かってシャボン玉を飛ばし、シャボン玉に手を伸ばすように促しましょう

学習中は、たくさん励ましと褒め言葉をかけてあげてください。これにより、赤ちゃんは安心感を得られます。

赤ちゃんが一人で座れるようになったら、離乳食の導入も始められます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です