Hi there,
日本入国もゆるくなって、東京のほうでは外国人観光客も見られるようになってきたと聞いています。海外にいたこともあったなぁ。。。という遠い昔ですが振り返ってみようと思います。
WORKAWAY
いくつかサイトはあるようですが、海外でお手伝いをしてその代わりに居住環境を提供してもらえるというマッチングサイトです。
いくつか見た中で、見やすさ、価格、コンタクトをとってみたいホスト先がいるかどうかでWORKAWAY決めたと思います。
年会費があり、会費を支払えば登録されているホストと連絡を取り合えるようになります。レビューがあるのですが、人気のホストはすでに埋まっていることがあるので早めに動くほうが良いと思います。連絡が返ってこないこともあるので悠長に構えていると選択肢がどんどん少なくなっていくと思います。大工ができるなど技術的に貢献できる人はニーズが大きいと思います。
するするっとマッチング
1回目のホスト先はデボンというイギリスの南西部のいわゆる田舎のほうでした。なんてったって、イギリスの土地の名前はさっぱり分からないので、高レビューで簡単な仕事でも受け入れてくれそうな人を探しました。まだ空きがあるの方は少なかったので、ドキドキしましたが、英語でコンタクトをとると気さくに受け入れてくれました。
イギリスの農家
マッチングしたことに安堵し、頂いた住所までを調べてみるとロンドンから電車とバスを乗り継いで4時間ほど・・・土地勘ないのにハードル高いな。早まったかな。と思いました。が、もはや行くしかない。ホステルで恐怖体験をしてから早朝パディントン駅へ向かい出発しました。電車のシステムを調べておらず分からず、チケットの買い方が分からず、英語もたいしてできず、係員さんも見当たらず、券売機の長蛇の列・・・・私の後ろに並んでいたチャイニーズ系の方に助けを求めてチケットを買い方を教えてもらいました。正しくは、学生風の彼が該当のチケットを選んでくれたので私は支払いだけしました。電車は、プラットホームが少しずつ発表されていくシステムらしく、私はひたすらいつ表示されるかわからない電光掲示板とにらめっこしていました。表示されると同時に人民大移動。狭いゲートを我が割れがと通り抜けようとします。入り口に近いのはグレードの高いシートのようなので、奥へ奥へとすすみ、遠い車両へ乗り込みます。飛行機でぎりぎりのった23㎏のトランクケースは重たいので移動は体力がいります。
そして乗り込み、いつ降りるのかはらはら、はらはらしながら田園風景をひたすらながめます。
バスに乗るのにキャッシュがなくて、降りた駅にはATMが存在せず、途方に暮れていました。そして、キャッシュまたはアップルペイか、タッチレスクレジットカードでないと乗れないということでした。出国1週間前にたまたま1枚作ったタッチレレスのクレジットカードがあったのでことなきをえました。田舎のバス会社がいくつかあるのですが、ルールがそれぞれ違うので要注意です。完全なる準備不足。このときちなみに風邪をこじらせて絶不調でした。
ようやく降り立った待ち合わせ場所は、バス停と古びた使われてなさそうな教会がある以外にはなにもない場所でした。車が迎えに来ていて、私はドキドキしながら立っていました。アジア顔で大荷物なためおじいさんホストが見つけてくれました。70代で白人の頭がつるっとしてるけどふわふわ白髪のあるかわいらしいおじいちゃん。なんでこんな大荷物なんだというふうなことを言われたような気がします。すみません。
泥にまみれたADバンのようなお車に乗り込み、おうちを目指します。車で20分は走ったかと思います。その間に「ぺトロール」を入れるから。と言われました。
「ぺトロール???」
バックトゥーザフューチャーの時代にあったのではないかという感じの無人ガソリンスタンドで給油されました。ガスステーションじゃないんだ。
アップダウンの激しい狭いでこぼこ道路をひたすら走り、車内はワンちゃんの獣臭で見事に酔いました。
そうして、おうちに到着したのでした。